VBA入門者におすすめの電子書籍 | 未経験からプログラマーへ

公開日:2019年11月5日

入門者におすすめのVBA電子書籍

VBA(Visual Basic for Applications)はエクセルなどの事務作業でよく使用されるプログラミング言語です。

プログラミング言語の中では簡単な部類であるため未経験の方が最初に学習するケースも多いようです。

私も元々は経理や人事総務といった事務職の仕事でしたが、HTMLやCSSといった特別な言語を除いて未経験から独学で学んだ最初の本格的なプログラミング言語はVBAでした。

このページでは、プログラミング入門者におすすめのVBAの電子書籍について、私の独学や実務の経験に基づきながらご紹介します。

1.VBA書籍の選び方

はじめに初めてプログラミング言語を学ぶ方がVBAの書籍をどのように選べばよいのかについて説明します。

1-1.プログラミング入門者が最初に知っておくこと

それは日本ではプログラミングは2012年に中学校で必修科目とされるまで義務教育ではなかったということです。

2020年に小学校でプログラミングが義務教育になりますが、中学校でもプログラミング学習の実態は英語や国語、数学とは比較の対象となりません。

つまり私たちは義務教育を終えた後にプログラミング言語を学習する人が通常ということです。

1-2.書籍を選ぶ際の基準

分かりやすい」「ページ数が少ない」「楽しんで学習できる」といった視点で書籍を選択すると、プログラミング学習は長続きします。

上述の通り初めてのプログラミング学習ですので、背伸びすることなく、モチベーションが上がる、維持できるような書籍を選びましょう。

これは私の経験ですが、大学時代にC言語の講義があり最初の授業で「Hello World」という文字を真黒な画面に表示させるプログラムを習いましたが、ここでプログラミングに挫折しました。

何故挫折したかというと楽しくないからです。感動も何も湧き上がらないHello Worldの文字や「将来ゲームを開発したい」という理想との、とてつもなく大きなギャップでモチベーションを保つどころかゼロになりました。

それに対してVBAは仕事でエクセルを使っていたので親しみが持てました。また、別の人が作ったVBAツールを使ったところ「事務作業が楽に終わる!!」という点や見た感じにもエクセル上で様々な動きをするところに「楽しさ」を見出して、WEBとともに本日までモチベーションを保ちながら独学を続けてくることができました。

以上からVBA自体はC言語やJavaなどと比較するとモチベーションは保ちやすいプログラミング言語だと私は思っています。

ですが、エクセルに慣れていない方もいるでしょうし、モチベーションも人それぞれだと思いますので、できるだけ楽しみながら学習できる、負荷がかからないような書籍を選ぶことは長続きするプログラミング学習のポイントの1つだといえるでしょう。

1-3.具体的な書籍の種類と読書の順番

入門用のVBA書籍に共通するのは「エクセルVBAを対象にしている」ということです。

AccessやIE操作、ゲームプログラミングなど他にも書籍はありますが、エクセルVBAが最も汎用性が高く、汎用性が高いので基本から学ぶ必要があり、エクセルVBAの入門書籍は基本から書いてあるものが多くなっています。

エクセルVBAの入門書籍は大きく分けて「実践、ノウハウ重視の書籍」と「文法メインの書籍」の2種類があります。

もちろんほとんどの書籍は両方とも解説していますが、どちらを重視しているのかによって、本記事ではこの2種類に分けて紹介します。

読書の順番ですが、楽しんで学習するには「実践、ノウハウ重視」から先に読み、その後に「文法メイン」の書籍を読むことをおすすめします。

なぜならば、どうしても文法メインの書籍はプログラミングのアルゴリズム思考に触れているため、初めてアルゴリズム思考を学習する方には拒否反応が出てしまう場合があるからです。

折角プログラミング学習を始めたにも関わらず、私のように挫折することにもなりかねません。

本を見ながら実際にエクセル上でプログラムを動かしてVBAの良さを実感できれば、モチベーションを保ちながら楽しんで学習できると思います。

1-4.電子書籍のメリット

この記事ではVBAの電子書籍版(Kindle本)が存在する書籍をご紹介しています。

※紙本を好む方は紹介書籍のAmazonボタンや楽天ブックスボタンより紙本の商品ページへ移動できます。

電子書籍の良い点は、時間の空いた時に場所を選ばずにスマートフォン上で学習できる点です。

また、Kindle上で購入する前に「サンプル」をダウンロードして中身を一部読むことができますので、無駄な出費を回避できます。

もう一つのメリットは、ほとんどの書籍では紙本よりも価格が安く設定されていることです。

特に今回ご紹介するKindle本の中には「Amazon Kindle Unlimited」対象の書籍も含まれているため、月額980円のKindle Unlimitedに加入していれば無料で読めます。

※次の記事はKindle Unlimited対象のKindle本だけをご紹介しています。よろしければお立ち寄りください。

2.おすすめのVBA実践、ノウハウ書籍

まずはエクセルVBAの実践的な書籍やノウハウが豊富に掲載されているような書籍をご紹介します。

おすすめの電子書籍1:スラスラ読める Excel VBAふりがなプログラミング

☆彡プログラミングコードが苦手な方におすすめのVBA入門書
  • [分かり易さ] コードの1ワード毎に上にふりがな(日本語訳)が書いてある。
  • [ページ数] 200ページ
  • [楽しめるポイント] 日本語訳が載っているので、コードの意味を調べる面倒がない。

本書を読むと中学校で英語を初めて学習した時を思い出すでしょう。

1つ1つのコードに日本語訳が書いてあるので、簡単にコードの意味が理解できます。

プログラミングは大人になってから学習するのが普通。

いい意味でも悪い意味でも固くなった脳であっても、本書のような構成であればアルゴリズムの思考もすんなり受け入れてくれるはず。そう思わせてくれる一冊です。

おすすめの電子書籍2:図解! Excel VBAのツボとコツがゼッタイにわかる本 “超”入門編

☆彡デザインに解説にと、あらゆるノウハウがギュッと詰まった一冊
  • [分かり易さ] 1ページのボリュームが少なく図解や画面が豊富
  • [ページ数] 278ページ
  • [楽しめるポイント] カエルのキャラクターやデザイン

飽きることなく進んでページを読み進めていけるのは、キャラクターやデザインの構成がそのように考えられて構成されているからです。

キャラクターやデザインだけでなくメインコンテンツである解説も、著者のこれまでのノウハウが詰まっており、入門者が理解が難しくて止まってしまいようなポイントも悩むことなく読み進められるような分かり易い文章になっています。

キャラクターや色彩に癒される方にはおすすめの一冊です。

おすすめの電子書籍3:Excel VBA 誰でもできる「即席マクロ」でかんたん効率化

☆彡事務作業に即使えるノウハウが満載の一冊
  • [分かり易さ] はっきりと目的が分かる項目立てかつメリハリのある充実した解説
  • [ページ数] 256ページ
  • [楽しめるポイント] 事務作業がどんどん楽になる(^^♪

最初の2冊と比較するとこの書籍は実務向きです。

経理や人事総務、営業事務などでExcelを使いまくって事務作業をバリバリこなしている方にうってつけの一冊です。

そんな方ならばすぐにでも試してみたいような事務作業をショートカットできるVBAテクニックが満載。

それでいて1ページ1ページは充実した説明部分とメリハリの効いた図解、画面、ポイント欄を上手くバランスが取れています。

はやる気持ちを抑えて順番にマスターしていきましょう。

3.おすすめのVBA文法本

次にVBAの文法を解説したおすすめの電子書籍をご紹介します。

おすすめの電子書籍4:できる イラストで学ぶ 入社1年目からのExcel VBA できる イラストで学ぶシリーズ

☆彡とにかく入門者にも分かり易いVBA文法書
  • [分かり易さ] 1ページに詰め込みすぎないボリュームと急がない解説
  • [ページ数] 320ページ
  • [楽しめるポイント] 2キャラクターと一緒に学習している感じ+イラスト

文法書はどうしても説明が難しくなりがちです。また「できるだけ網羅しないと」「誤解のないようにしないと」という気持ちからどうしても説明にボリュームがでてしまいます。

本書は文法書であるにも関わらず、1ページに説明を詰め込みすぎることなく文法の解説を急いでいません。このことがVBAの文法解説であるにも関わらず入門者にも理解を簡単にしています。

2冊目のおすすめ書籍と同様にキャラクターやデザイン面でも入門者への配慮がなされており、この点もおすすめできるポイントです。

おすすめの電子書籍5:入門者のExcel VBA 初めての人にベストな学び方 (ブルーバックス)

☆彡基本的なVBA文法がきっちり書かれた本格的な入門書
  • [分かり易さ] VBA文法の丁寧な解説とサンプルコード
  • [ページ数] 240ページ
  • [楽しめるポイント] サンプルコードを実行する毎にVBA文法が分かってきてエラー原因が分かってくる。

VBA入門書として評判が高い一冊です。

評判に違わず基本的な文法がきっちりとかつ丁寧に説明されています。

私が入門段階であった頃、インターネットのサンプルコードなどを実務に応用しようとすると度々エラーが発生しましたが、なぜエラーになるのかが分かないことが多かったです。

コードの入力間違いも多かったのですが、今振り返って考えると文法書で学習しなかったことが根本的な原因でした。文法が分かっていないので、単なる入力ミスであるにも関わらず、別の原因でエラーになっている、と思ってしまうのです。

本書では繰り返しサンプルコードを打ち込み実行することで、どのような時にエラーが発生するのかが体験として学習できます。エラーの発生とデバッグ(エラー箇所の発見と修正)を繰り返すことで文法も自然と定着していきます。

本書を全て読み終えた頃にはVBAの入門段階は脱し、次のステップを歩み始めているはずです。

おすすめの電子書籍6:Excel VBA に挫折しないためのプログラミング超入門 (基礎から応用まで)

☆彡VBA文法の入門はおろか基本を全てマスターできる一冊
  • [分かり易さ] エクセルVBAの文法の特徴や分かりにくい点がきっちりと解説
  • [ページ数] 885ページ
  • [楽しめるポイント] Kindle機能を最大限に活用でき、メモやマーカーが利用できる。

最後のおすすめ書籍は入門を完全に超えVBAの基本文法を完全に網羅した一冊になっています。

「これぞ正に文法書」といった一冊です。

ですが、難解な解説はなく、上述の実践、ノウハウ重視の書籍を読み終えた後であれば、理解しながら進めることができます。

この本はKindleの機能を最大限に活用でき、マーカーやメモ、画面の拡大縮小などの機能があなたの文法学習をサポートしてくれるでしょう。

※画像部分は2回続けてタッチすると拡大縮小できるようになっています。

ページ数が多くボリュームがあるため、本書は全てを完全にマスターするという気持ちではなく辞書代わりに利用するのが入門段階での効果的な使い方だと思います。

まとめ

以上、入門者におすすめのVBA電子書籍をご紹介しました。

今回ご紹介した書籍を実践、ノウハウ書籍→文法書の順番で読み進めれば、プログラミング学習のモチベーションは長続きする可能性が高まるでしょう。

VBAをマスターし実務を積んでいけば、PythonやJavaなどのプログラミング言語も短時間で理解できるようになります。未経験から本格的にITエンジニアへ進む道も開けるため、活躍できる可能性が大きく広がっていきます。

最後までお読み頂きましてありがとうございました。

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