IT初心者におすすめの本・勉強方法と職種・資格一覧

IT資格

更新日:2019年2月11日
公開日:2018年2月17日

初心者の方が、これからITを勉強して資格を取得しようとしているのであれば、次のようなことを考えるのではないでしょうか。

・自分にITの適性があるかどうか、どのIT分野に適性があるのかは、勉強を始めてみないと分からない。
適性を見定める期間中のコストはできるだけ低く抑えたい。

コスト的に一番いいのは、もちろんインターネットでIT技術を解説しているサイトを利用することです。

ですが、サイトの質は、サイト運営者の資質によるところが大きい。

WEBはフリーということもあり、趣味の延長で書いていたり、個人的な目的のために書いているといったケースもあります。

従って、入門書として役立つ情報を配信しているサイトも確かに存在はしますが、サイト管理者がこだわる分野に偏っている、情報の正確性に信頼を持てない、といったサイトも少なからず存在し、網羅的に万遍なく、かつ正確な情報が記載されたサイトは限られています。

そこで、私が紹介するのは「AmazonのKindle Unlimitedサービス」を利用して、読み放題の電子書籍を利用する方法です。

このページでは、資格取得も含めてITの勉強におすすめなKindle本について、理由をコメントするとともに、IT職種や資格、およびプログラミング言語と関連付けて、最近のトピック(トレンドや仕事ニーズ)にも言及しながら、ご紹介します。

1.Amazon Kindle Unlimited

(1)サービス概要

Amazon Kindle Unlimited」はKindleを定額で読み放題できるサービスです。

料金は月額980円(税込み)で同時に10冊まで借りれます。また、30日間は無料体験として利用できます。

Kindle端末を購入しなくとも専用アプリをインストールすれば、スマートフォンでもKindle本を読めます。

Kindle Unlimited対象の本数は10万冊以上。洋書は100万冊以上。IT・コンピュータのカテゴリだけでも3,000冊以上になります(2018年2月17日現在)。

(2)Kindle本(読み放題)がおすすめの理由

ITといっても様々な分野があります。

例えば職種という視点であれば、

「WEB開発、アプリ開発、データベースエンジニア、サーバエンジニア、制御系、Etc・・・」。

プログラム言語であれば、

「Java、Python、Puby、C言語、C++、C#、VB(VBA)、PHP、JavaScript、SQL、Etc・・・」。

こんなに沢山の選択肢から、興味ある分野やIT適性を取捨選択していくわけですが、様々なIT分野の入門書を、Amazon Kindle Unlimitedは豊富に取り揃えています

しかも月額980円で、さらに同時に10冊読み放題です。

普通に本を購入する場合と比較すると、まずは価格がメリットです。

また、本の購入であれば、投資したお金を無駄にしたくないので、購入までに時間がかかります。

その点、Kindle Unlimitedであれば、何冊読んでも月額980円。興味ある分野からすぐに学習開始できます。

もう一つのKindle Unlimitedのメリットとしては、IT学習以外にも利用できること。気分転換や話題作りのコミュニケーションのために様々なジャンルで読み放題が利用できます。

また、ITの仕事でも必要になる周辺知識も身に付きます。

その他、電子書籍ならではのメリットとして、場所を選ばないということ。通勤電車や休み時間といった合間の時間に読めます。

2.IT職種とプログラミング言語と資格

ITといっても様々です。ITに興味を持ったとしても何から調べればいいのか、学習すればいいのか、考えることは沢山あります。

そこでこのページでは、「職種」「プログラミング言語」「資格」という3つの項目からKindle本をご紹介します。

これらの項目は相互関係があります。各項目の関係を理解していれば、そしてその関係を利用しながらITを学んでいけば、理解していない場合と比較して、ずっと深く広くかつ効率的にITを学べます。

そこで次に、これらの関係について説明します。

(1)IT職種と資格の関係

まず、IT職種と資格には密接な関係があります。

例えば、

「(職種)データベースエンジニア と(資格)オラクルマスター(Oracleデータベース技術)」
「(職種)ネットワークエンジニア と(資格)CCNAなどのシスコ認定資格(スイッチ、ルーターなどシスコ製品操作)」

などが該当します。

(2)プログラミング言語と資格の関係

次に、プログラミング言語と資格にも密接な関係があります。

例えば、IT資格には、Oralce Java認定資格やPHP技術者認定試験、RUBY技術者認定試験などがあります。名称の通り、これらはプログラミング言語そのものの習得度合いを測る資格です。

(3)IT職種とプログラミング言語の関係

最後にIT職種とプログラミング言語にも、「一定の関係」があります。

確かにプログラミング言語の用途には、ある分野に特化した言語を除けば、職種による制限は基本的にはありません。従って、どの職種にも、どのプログラミング言語も使用できます。

ですが、実務ではプログラミング言語の強みを活かしたり、そのIT職種には扱いやすいなどの理由から、職種とプログラミング言語との「相性の良い組み合わせ」が存在します。

例えば

  • ・WEBアプリ開発はJavaやPHP
  • ・マークアップやフロントエンドエンジニアはHTML5やCSS3、JavaScript
  • ・組み込み制御はC言語

などが該当します。

(4)3つの関係から考えたITの解説方法

以上、これらの3つの関係から、次の通りITを紹介することにしました。

  • ・「仕事にITを活用する」を前提として、職種別にコメント
  • ・最近のITトレンドや仕事のニーズにも言及
  • ・IT職種を中心に、IT資格やプログラミング言語の説明もしながら、おすすめのKINDLE本を紹介(※)

※2019年1月6日現在、読み放題の対象となっているKINDLE本を紹介しています。

3.IT職種と資格(その1)-IPA国家資格編

(1)概要

最初にご紹介するのは、IPA国家資格の取得におすすめのKINDLE本(読み放題)です。

IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が主催するIT国家資格は、オラクルマスターやシスコ認定資格のようなベンダー試験と比較すると次の特徴があります。

  • ・ベンダー製品の技術ではなく、より全体的な知識を習得する。
  • ・各IT分野(職種)を網羅した豊富な資格ラインナップ
  • ・ITスキル標準を採用。レベルを7段階に分け、資格を構成

これらの特徴から、キャリアパスに合わせて計画的かつ段階的に資格を取得できます。

ITの全体的な知識習得には最も適した資格といえるので、IT資格の最初にITパスポートや基本情報技術者試験を選択する方も少なくありません。

これらの資格学習で得た知識を基礎として、どの分野に進んでいくのか考えるのもキャリアパス構築の有効な戦略の一つです。

もう一つIPA資格を活かした有効なキャリアパスの例として、「システムエンジニア(SE)」があります。

案件の設計から開発、テスト、納期まで計画して進める存在であるため、全体知識を問うIPA資格はSEを目指すのに適した資格といえます。

(2)おすすめのKINDLE本

ITパスポート試験 対策テキスト 平成30-31年度版
基本情報技術者試験 対策テキスト 平成29-30年度版

この2冊は、最新の試験範囲を網羅しているテキスト本としての機能だけでなく、それぞれITパスポート1400問、基本情報技術者100問の過去問(解説付き)のスマートフォンアプリも使用でき、問題演習機能としても優れています。

基本情報技術者 午前 一問一答問題集 2018年度版

基本情報技術者試験は、2の問題演習では不足するので、午前問題用の対策でこちらを追加して使用。長年の実績ある問題集ですので安心して利用できます。

4.IT職種と資格(その2)-WEB開発エンジニア編

(1)概要

WEB開発エンジニアは、ECサイトやSNSサイト、検索サイトなどに代表される、WEBサーバ側のシステム開発を行います。

国内で主に使用されるプログラミング言語は、PHP、Java、Rubyですが、米国ではPythonが最近では主流です。例えば、TwitterやYouTubeはJava、YahooやWikipediaはPHP、クックパッドはRuby、GoogleやインスタグラムはPythonが使用されています。

項目内容
プログラミング言語Java、PHP、Rubyなど
資格・Oracle Java 認定資格
・PHP技術者認定試験
・Ruby技術者認定試験など

(2)お勧めのKindle本

PHP入門 確認画面付きのお問い合わせフォームをつくりながらPHPを学ぶ(第2版)
はじめてのJavaプログラム: Javaプログラムの入門書

プログラミング言語のテキスト本には、作って覚える系と文法を学ぶ系の2つに大きく分類されますが、これらの本は前者です。プログラムを実際に作りながら覚えていきます。

PHPビギナーズガイド: ビギナー必須のWeb開発言語をマスターせよ! PRIMERシリーズ
楽しく学ぶJava入門 合本
入門 Ruby

こちらはPHP、Java、Rubyの文法を学ぶ入門書です。文法の基礎が網羅されていて、入門書と呼べる内容になっています。

人によって学習スタイルは異なりますので、双方を比較するような形で紹介しました。

5.IT職種と資格(その3)-マークアップ・フロントエンドエンジニア編

(1)概要

WEB開発エンジニアと同じくWEBに携わりますが、マークアップエンジニアもフロントエンドエンジニアも、WEBページのデザインやプログラミングといった、WEBを利用するユーザーに見える部分を担当します。

マークアップエンジニアの場合には、WEBページのデザインやHTMLやCSSを使用したコーディングが仕事です。

これに対してフロントエンドエンジニアは、マークアップエンジニアの仕事に加えて、JavaScript(jQuery含む)を使用したWEBページも担当します。

項目内容
プログラミング言語HTML5, CSS3, JavaScript
資格・HTML5プロフェッショナル認定試験
・ウェブデザイン技能検定など

(2)お勧めのKindle本

できるホームページHTML&CSS入門 Windows 10/8.1/7対応 できるシリーズ
HTML5&CSS3入門 1.ホームページ作成手順編
できるポケット HTML5&CSS3/2.1全事典 できるポケットシリーズ
レスポンシブWebデザイン入門 マルチデバイス時代のWebデザイン手法

1冊目は、解説を読みながら、実際にWEBページのサンプルをHTMLとCSSで作り上げていきます。

解説が懇切丁寧でイラストや画像も多く分かりやすい。この一冊でHTMLとCSSの基本知識を身に付けることができます。

2冊目も入門ですが、分冊になっています。興味あるテーマから気軽に読み進められます(全冊KINDLE Unlimited読み放題対象)。

3冊目はHTMLとCSSの基本知識を習得した後にステップアップとして使用することをお勧めします。

4冊目は「モバイルファースト」がトレンドワードとなっている現在では欠かすことのできないレスポンシブデザインの入門書。スマホ対策としてマークアップ/フロントエンジニアには必須のWEB技術です。

ゲームで学ぶJavaScript入門 HTML5&CSSも身につく!
基礎から徹底的に学ぶJavaScript

どちらもJavaScriptの入門書です。ゲームプログラムを作りながら学べる形式のものと文法メインの本をそれぞれ紹介しました。

6.IT職種と資格(その4)-アプリケーション開発エンジニア編

(1)概要

アプリケーション開発エンジニアは、PCやスマートフォンなどで動くソフトウェアの開発を担当します。

人気のあるアプリケーションとしては、Androidアプリ、iPhone(iOS)アプリ、Windowsアプリなどがありますが、それぞれのアプリで使用するプログラミング言語は異なります。

例えば、AndroidアプリであればJava、iPhoneアプリではObjective-CやSwift、WindowsアプリであればC#やVB.NETが代表として挙げられます。

その他、ExcelやAccess上で動作するアプリ開発(ツール制作)には、VBAを使用します。

身近なExcel上で動くことや、VBAは習得しやすい言語であることから、最初のプログラミング言語としてVBAを学び、VBAツール制作から入る方は少なくありません(特に事務職や文系の方にはおすすめです)。

最近のトレンドワードとして、「RPA(Robotic Process Automation)」があります。

RPAとは、これまで手作業だったExcelやAccessの事務処理を自動化することをいい、大企業を始めとて事務処理をRPA化する動きが最近の傾向となっています。

このRPA化する手法の一つ(代替案)としてもVBAは使用されますが、どちらも長所があるので両方を使い分けながら業務効率化を行うことで、それぞれが効果を発揮します。

項目内容
プログラミング言語(Androidアプリ)Java
(iPhoneアプリ)Objective-c、Swift
(Windowsアプリ)C#、VB.NET
(Excel, Access)VBA
(WEBアプリ)JavaScript & HTML5 & CSS3
資格・Android™技術者認定試験
・システムアーキテクト試験(IPA)
・MCP(70-483 C#プログラミング Visual Studio)
・Oracle Java認定資格
・VBAエキスパートなど

(2)おすすめのKindle本

ここでは、Android、iPhone、Windowsアプリ、Excel VBAと、アプリの種類別にKindle本を紹介します。なお、Javaについては、「4.IT職種と資格(その2)-WEB開発エンジニア編」、JavaScriptとWEBアプリは「5.IT職種と資格(その3)-マークアップ・フロントエンドエンジニア編」にて紹介していますので、そちらをご参照ください。

Androidアプリを作ろう [Android Studio 2.1対応版]
楽しみながら作ってみよう! はじめてのAndroidアプリプログラミング

ゼロから始める超入門 はじめてのプログラミング AppleのSwiftでiPhoneアプリをいちから作ろう (Mac Fan Special)
プログラミング経験者のためのSwift最速入門

目指せプログラマー! プログラミング超入門 プログラミング的な考え方をしっかり身につけよう Visual Studio Community・C# 編
入門C#

Excel VBA 誰でもできる「即席マクロ」でかんたん効率化
実務に役立つ! Excel VBA 基本テキスト ドリル100問付

7.IT職種と資格(その5)-組み込み・制御(エンベデッド)エンジニア編

(1)概要

組み込み・制御(エンベデッド)エンジニアとは、家電用製品や医療用機器、産業用機器などに内蔵されている(組み込まれる)コンピューターシステムの設計・開発を仕事とする職種です。

マイコンの歴史は長くIT職種の中でも古くから存在する分野ですが、最近ではメディアで取り上げられることの多い「IOT(モノのインターネット)」や後述する「AI」「ビッグデータ」といったトレンドワードにより再注目されています。

例えば、エンベデッドとIOTが組み合わさってソリューションシステムとして機能するような製品サービスが今後増えてくることが予想され、ニーズの増加が予測される仕事といえます。

項目内容
プログラミング言語C言語、C++など
資格・エンベデッドシステムスペシャリスト試験(IPA)
・C言語プログラミング能力認定試験

(2)おすすめのKindle本

速習C言語入門 [第2版] 脳に定着する新メソッドで必ず身につく
プログラミング初心者の為のC++超入門編: 知識ゼロ経験ゼロでもすぐ分かる!初心者の為だけの入門書! プログラミング初心者の為のC++
Cの延長としてのC++入門

C言語とC++の入門書です。特に1冊目の本は、表や図解が多く、分かりやすい用語説明やプログラム解説など、有名なC言語の文法テキスト(有料書籍)と比較してもおすすめできる1冊です。

Raspberry PiとJavaScriptではじめる IoTプログラミング

Raspberry Pi(ラズベリーパイ)を使ったプログラミングの入門書です。組み込み、IOTに興味ある方は電子工作にも興味があると思いますのでおすすめです。

8.IT職種と資格(その6)-ネットワークエンジニア編

(1)概要

ネットワークエンジニアとは、コンピューターネットワークの設計・構築・運用保守を担う職種です。

ルータ、スイッチ、ファイアウォールなどの様々なネットワーク機器やデータ通信に関する知識が必要とされ、これらの高い専門知識が要求されるだけでなく、マルウェアや不正アクセスなど、ネットワークセキュリティにも精通している必要があります。

サイバー空間は第5の戦場」という言葉がある通り、インターネットは便利な場所であると同時に危険な領域でもあることが一般的にも認識されています。このような危険な空間から内部ネットワークを守ることが、ネットワークエンジニアにはこれまで以上に期待されています。

項目内容
スキルネットワーク、セキュリティ知識、ネットワーク機器や主要OS上のコマンドラインインタフェース操作
資格・Cisco技術者認定資格(CCNAなど)
・ネットワークスペシャリスト試験(IPA)

(2)おすすめのKindle本

TCP/IP の基礎
ネットワーク構築の基礎

ネットワーク知識の基礎を習得するのに役立ちます。最初の本が理論を習得することがメインであるのに対して2冊目はより実務的なことにも言及しています。

コマンドプロンプト入門

現在のWindows10では、PowerShellはすでに標準装備されていますが、日本国内ではまだまだコマンドプロンプトが重宝されます。この1冊でコマンドプロンプトの基本操作を身に着けることができます。

短期集中!CCNA Routing and Switching/CCENT教本
初心者のためのCiscoルータ運用ガイド: 最速でCiscoルータを理解するための解説書
GNS3で仮想ネットワーク実験室構築(前編)

Ciscoルータやスイッチの操作に関するテキストです。特に1冊目は、WEB上で実機シミュレーターをフリーで使用できるのでおすすめです。

3冊目はGNS3という実機シミュレータソフトを利用してCisco機器を使用したネットワーク環境を構築できます(実際にGNS3を使ってシミュレートするにはCisco機器のiOSファイルが必要です)。

現場のプロが教える!ネットワーク運用管理の教科書

ネットワーク運用管理について実務的なことが豊富に書かれています。ケーススタディによる事例解説やネットワークツールについても操作方法が説明してあります。

9.IT職種と資格(その7)-データベースエンジニア編

(1)概要

データベースエンジニアは、データベースの設計・構築・運用・保守を担当します。

代表的なリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)として、Oracle DatabaseやMicrosoft SQL Server、MySQLなどがあります。これらデータベース製品を操作するのに使用する言語(データベース言語)がSQLになります。

最近のトレンドワードである「ビッグデータ」は、データベースなしには実現できません。

ビッグデータという言葉が注目されてからは、「Oracleサーバ」「MySQL」「Windows SQL Server」といったデータベースだけでなく、Access、果てはExcelといった個人が利用するオフィスソフトであっても、データベースという視点で設計して使用する機会は増加しています。

項目内容
スキルRDBMSの知識、SQLなど
資格・オラクルマスター
・OSS-DB技術者認定試験
・データベーススペシャリスト試験(IPA)

(2)おすすめのKindle本

できるExcel データベース 大量データのビジネス活用に役立つ本 2016/2013/2010/2007対応 できるシリーズ
できるAccess 2016 Windows 10/8.1/7対応 できるシリーズ
できるAccessクエリ データ抽出・分析・加工に役立つ本 2016/2013/2010/2007対応 できるシリーズ

ExcelとAccessのデータベース入門書です。
データベースの基本知識や操作方法が豊富な図とともに詳しく解説してあり、とても分かりやすい。

最初の本は、Excel基本操作や関数を習得した方が対象。Accessの2冊の本はAccess入門者でも2冊目→3冊目と読んでいけば理解して読み進めることができます。

できるPRO MySQL できるPROシリーズ

フリーのRDBMSであるMySQLを使ってSQLを中心に学習できます。

データベースとは何かという基礎的なことから、最後にはPHPを使用したWebアプリといった応用まで幅広く知識を広げてくれるおすすめの本です。

10.IT職種と資格(その8)-サーバエンジニア編

(1)概要

サーバエンジニアとは、サーバシステムの設計・構築から運用・保守まで幅広く担当する職種です。

WindowsやLinux系のOS(クライアント・サーバ)知識だけでなく、ネットワークやセキュリティといった知識も要求される専門職です。

ネットワークエンジニアと同様に、サイバー空間でのマルウェアや不正アクセスなどの攻撃から、内部ネットワークを守る役割を担う役割が期待されるとともに、ITユーザーが快適で便利なITシステムを利用できる環境を構築し運用するという役割も担う、現在の会社運営には必要不可欠な存在です。

項目内容
スキルサーバ・クライアントOSの知識、ネットワーク、セキュリティ知識
資格・Linux技術者認定資格(LPIC)
・MCP(マイクロソフト認定資格プログラム)

(2)おすすめのKindle本

よくわかるスッキリ! Windows 10
Linuxコマンドライン入門 1日目 (ネット時代の、これから始めるプログラミング
IT管理者のための情報セキュリティガイド

まずはWindowsですが、サーバ知識を習得する前にクライアントPCを理解する必要がありますので、Windows10の本を紹介しました。各種設定が分かりやすく載っており、Windows7に慣れている方にはおすすめです。

次に、サーバーとして利用されることが多いLinuxのコマンドライン操作に関する入門書になります。6日目まででLinuxコマンドラインを一通り習得できます(6冊全てKindle Unlimited対象です)。

3冊目にはIT管理者として押さえておくべき情報セキュリティについての入門書になります。

8.IT職種と資格(その6)-ネットワークエンジニア編」で紹介しましたKindle本も併せておすすめです。

11.IT職種と資格(その9)-AI/ビッグデータ編

(1)概要

「AI(Artificial Intelligence )」とは「人工知能」のことであり、人間が脳を使って行う行為をコンピュータに行わせるための技術のことです。

AIエンジニアの仕事は、次の2つに大きく分類できます。

  • ・AIを駆使してコンピュータに機械学習をさせ、大量データ(ビッグデータ)から新たな規則などを発見するためのデータ分析を行う
  • ・顧客のニーズを満たすような結果を報告書として提出する

AIでは、Pythonを使用する場合が多いです。

また、AIエンジニアに求められるスキルとしては、Pythonのプログラミング能力と機械学習の知識、およびビッグデータを分析する知識を挙げることができます。

AI/ビッグデータに関連する資格には、Pythonエンジニア認定試験やG(ジェネラリスト)検定があります。

どちらも開始されたばかりの資格です(G検定は2017年12月に第1回試験が実施されました)。

その他のスキルとしては、ビッグデータを使用することから、「9.IT職種と資格(その7)-データベースエンジニア編」に掲載した資格も該当します。

項目内容
プログラミング言語Python
資格・Pythonエンジニア認定試験
・G(ジェネラリスト)検定

(2)おすすめのKindle本

プログラミング超初心者が初心者になるためのPython入門(1) セットアップ・文字列・数値編
AIは考えない-人工知能の現実: ディープラーニング、機械学習、ニューラルネットワーク...IT初心者の入門書 CAMBRIC

最初の本はPython入門書として有名になっている本です。とにかく分かりやすい。3部作になっています(3冊ともKindle Unlimited対象)。

2冊目はAIの入門書になります。

その他、ビッグデータのKindle本として、「9.IT職種と資格(その7)-データベースエンジニア編」の本も併せておすすめします。

12.まとめ

以上、IT職種別にIT資格、プログラミング言語と、勉強におすすめな読み放題対象のKindle本を関連付けてご紹介しました。

「IT職種」「プログラミング言語」「IT資格」という3つの視点と、これらの関係を理解することが、広く深く、そして効率的にITを知る近道である、ということが皆さんに伝わっていればいいのですが、伝わりましたでしょうか?

皆さんがIT学習を始めるにあたって、このページが役立つ情報になっていれば幸いです。

最後までお読み頂きましてありがとうございました。