Tracertコマンドでネットワーク経路を調べるとプライベートネットワークアドレスが表示される理由とは?

公開日:2017年5月7日

Windowsで動作するネットワークコマンドの1つであるTracertコマンドを使用すると、何故か外部ネットワークであるにも関わらずプライベートネットワークアドレスが表示される。

そこでこの原因について調べてみました。

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1.クライアントPCでTracertコマンドを使用する

PowerShellを起動→次のコマンドを入力して実行します。

 Windows PowerShell Copyright (C) 2016 Microsoft Corporation. All rights reserved.  PS C:\PowerShell> tracert google.co.jp 

クライアントPCからgoogle.co.jpまでのネットワーク経路を調べてみることに。
すると結果は次の通りになりました。

Tracert結果
Tracert結果

1と2は内部ルータです。ここまでが内部ネットワークであり、当然プライベートネットワークアドレスを使用しています。

ところが外部ネットワークであるはずの5,6,7に「172.25.***.***」と、プライベートネットワークアドレスが使用されています。

その後、ISP業者(回線業者)、そしていくつかのネットワークを経た後にgoogle.co.jpに到着しています。

これらのプライベートネットワークアドレスは別の日に試しても表示されます(***の部分は変更しているかもしれません)。

2.外部ネットワークのプライベートネットワークアドレスについて調べる

google検索で調べてみるとほとんど情報がありませんでしたが、下記の情報が見つかりました。

【参考】
Tracerouteでアクセス経路を辿ると不明なプライベートIPにアクセスしています。(teratail)
URL:https://teratail.com/questions/50870

ISP業者によっては、その会社側のプライベートネットワークアドレスを経由するとのことがあるとのことです。

3.別のネットワーク手段を用いてtracertコマンドを実行する

スマートフォンのテザリング機能を利用して、スマホ経由でネットワークにつないだ後にTracertを実行してみることにしました。

その結果がこちら。

Tracert結果(テザリング)
Tracert結果(テザリング)

1がスマートフォン。3~9までがISP業者とその子会社が登録しているIPアドレスです。

今回はプライベートネットワークアドレスは表示されませんでした。上記の情報で間違いなさそうです。

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