Google Chromeのバージョンアップデートがエラーになる場合の原因と解決方法|Windows10で管理者権限と標準ユーザーを分けて使用している個人ユーザー向け
公開日:2018年1月8日
今やWEBブラウザで圧倒的なシェアを誇るGoogle Chromeは、特に個人ユーザーにはなくてはならない存在です。
Google Chromeのセキュリティも高く、バージョンアップデートもその都度、自動的に行われます。ユーザーも先刻承知しており、何の心配もせずにGoogle Chromeを利用しているでしょう。
しかし、Windows10の運用方法によっては、適切にバージョンアップデートが行われない場合もあり、そのようなケースの1つとして、管理者権限と標準ユーザーを分けており、通常は標準ユーザーでWineows10を使用している場合があります。
ここではWindows10を管理者権限と標準ユーザーを分けて使用している個人ユーザーを対象に、Google Chromeのバージョンの確認方法や手動による方法、エラーになってしまう原因と解決方法について解説します。
Google Chromeのバージョンアップデートがエラーになる場合の原因と解決方法|Windows10で管理者権限と標準ユーザーを分けて使用している個人ユーザー向け
目次
1.バージョンの確認
Google Chrome画面の(通常は)右上にある「Google Chromeの設定」を選択して、「ヘルプ→Google Chromeについて」と選択すれば、バージョン情報を確認することができます。

※↓バージョン情報(画像をクリックするとPC上では拡大画像が表示されます)。


この画像では、最新バージョンであることが分かります。もし「Google Chromeは最新版です」といった文言が表示されない場合には、Google Chromeが最新バージョンではないため、最新バージョンにする必要があります。
【補足】最新バージョンの確認方法
あくまでも参考情報ですが、WikipediaにGoogle ChromeのOS別最新バージョンが掲載されています。

2.手動によるGoogle Updateの方法
上述のバージョン情報画面を表示させる操作を行うと、バージョン情報画面が表示されると同時に、Google Updateが実行されます。この操作によって、正常な状態であれば、最新バージョンに更新されます。
※↓手動アップデート(画像をクリックするとPC上では拡大画像が表示されます)。


3.Google Updateエラーと原因
バージョン情報画面を開いた際に、最新バージョンではない場合や、下の画像のようにエラーメッセージが表示される場合には、Google Updateの問題が発生しています。
※↓エラーメッセージの一例(画像をクリックするとPC上では拡大画像が表示されます)。


ネットワーク上の問題やファイアウォールが正しく設定されていないなどの原因も考えられますが、Windows10を管理者権限と標準ユーザーに分けており、通常は標準ユーザーで使用している場合には、管理者権限がないとGoogle Updateが実行されないことが原因として考えられます。
この原因は、Google Chromeのインストール時に管理者権限でインストールした場合に発生する場合があります。
4.Google Updateを正常に動作させるための解決方法
実は、Google Chromeは管理者権限がなくてもインストールすることが可能です。
通常通りにGoogle Chromeをダウンロード後、インストール作業を行うと、管理者権限のパスワード入力画面になりますが、キャンセルすれば、「管理者権限なしでインストールしますか?」といった内容のメッセージ画面が表示されるので、「はい」を選択すれば、管理者権限なしでインストールすることができます。
これで、今後はGoogle Updateが正しく動作し、Google Chromeは常に最新バージョンの状態を保つことができます。
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