Comodo Internet Security 10.0の紹介(ファイアウォールソフト)

更新日:2019年11月25日
公開日:2017年5月6日

Comodo Internet Securityは、10年以上前から使用しています。ウイルス対策ソフトやルーター、ブラウザ、プロバイダーやレンタルサーバーなど、ITセキュリティに関連ある製品・サービスは何度も替えてきましたが、パーソナルファイアウォールソフトに限ってはComodo一本。本当に安全・安定のソフトウェアです。

このComodo Internet Securityですが、バージョン10.0が公開されたため、バージョンアップすることにしました。バージョンアップ中に改めて思ったのは、Comodo Internet Securityが単なるパーソナルファイアウォールソフトではないということです。その他の機能も充実しています。

バージョンアップ自体はアップデートを行うだけで完了します。

インストール完了後にPCを再起動。PCが起動したので、Comodoを開いてみます。

Comodo Internet Security

画面が新しくなりましたが、これまでの機能は今まで通り使用することができます。

1.ファイアウォール機能

Comodo Internet Security

Comodoで最もお勧めな機能がこのファイアウォール機能です。

ユーザーの環境に合わせて様々な設定ができます。

【主なファイアウォール機能】
1.Training Mode、Safe Modeなど、基本動作を4種類から選択
2.IPv6のトラフィックブロックやARPスプーフィング防止機能を搭載
3.アプリケーションルール、グローバルルール、ネットワークゾーンの設定やポートセットの設定など詳細にパケットフィルタの設定が可能
4.HIPSにより、アプリケーションをプロセス単位で、怪しい動きがないかどうか監視
5.File Rating機能を搭載。データベースでアプリケーションのレーティング評価をし、評価が不明なアプリケーションは仮想環境で動作

2.アンチウイルス機能

Comodo Internet Security

私は別のウイルス対策ソフトを使用しているため常駐監視は無効にしており、Comodoのアンチウイルス機能は時々フルスキャンする位です。

ウイルス対策ソフトとしては、日本ではメジャーではありませんがグローバルでは知られています。海外のウイルス対策ソフトの評価機関であるAV-TESTにも参加しています。

3.仮想化(サンドボックス)機能

その他、お勧めできる機能としてアプリケーション起動時の仮想化(サンドボックス)があります。

Comodo Internet Security

メールに添付されたファイルですが、何となく怪しいファイルがあったとします。そのような時にこの仮想化(サンドボックス)機能を利用します。

怪しいファイルを開く場合には、「ファイルを右クリック→Run in COMODO Container」を選択します。

するとファイルは緑色の枠で囲まれた状態で開かれます。これが仮想化されている状態(サンドボックス化)ということです。この状態であれば、このファイルが起動後に何らかの悪意ある動作を行うマルウェアであるとしても、PCが被害を受ける危険性を大きく抑えてくれます。

仮想化のデメリットとして、ファイルに文字入力など加工を施した場合、その影響も排除してしまうということです。仮想化した状態で加工して閉じた後、今度は普通に開いてみると、先ほど加工した内容は反映されません。

4.設定のバックアップと復元機能

ファイアウォール機能を始め、詳細な設定を行えるソフトですので、当然、設定のバックアップと復元機能も付いています。

OSをクリーンインストールした場合であっても、簡単にComodoを元の状態に戻すことができます。

5.ログの記録と保管機能

ファイアウォールで許可・ブロックしたパケットやアプリケーション動作などはログで記録されます。ログファイルのサイズや保存場所なども設定が可能です。

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