VBA開発|WEBで最も強みを発揮する使い方とは

公開日:2019年10月14日

VBAプログラミングによるWEB開発

皆さんが普段仕事で使用しているExcelやAccessといったMicrosoft Office製品と最も相性が良いプログラミング言語がVBA(Visual Basic for Applications)です。

事務作業用のExcelツールを開発する場合にVBAでコーディングすることが多いのですが、開発者ではないユーザーもVBAとは知らずにマクロ記録機能を使って作業効率化している場合もあります。

ITの中で毎日使用している技術の一つにWEBがあります。

当然WEBを使った製品開発では、プログラミング言語を使用しますが、プログラミング言語にもそれぞれの強みがあります。

そこでこのページでは、VBAがWEBを使った製品開発で最も強みを発揮する分野についてコメントします。

1.VBAとは

VBAとは、「Visual Basic」というマイクロソフトが開発したプログラミング言語のうち、ExcelやAccessといったOffice製品に特化したプログラミング言語です。

従って、ExcelやAccessといったOffice製品とWEBとを連携するようなツールを開発する場合に最も強みを発揮します。

反対にExcelやAccessを使用しない場合には、VBAの出る幕ではない、ということです。

例えば、WEBゲームやWEBアプリを開発する場合には、VBAではなく、JavaやJavaScriptなどがプログラミング言語として採用されることが多いです。

2.VBAとWEBブラウザ

以上の通り、VBAはマイクロソフトが開発したプログラミング言語であるため、同じくマイクロソフトが開発したWEBブラウザであるIE(Internet Explorer)とVBAは、他のブラウザとの組み合わせでは実現できない独自の文法が存在します。

例えばGoogle ChromeとExcelを連携したVBAツールを作りたい、といった場合には、VBA上でGoogle Chromeを動かすための文法が存在しないため、例えば、「Selenium(セレニウム)」というツールを間に入れる必要があります。

一方で、IEとExcelとの連携であれば、他のツールを必要とせず、VBAコーディングだけで実現可能です。

3.ExcelやAccessとWEBとの連携とは

アプリケーション間の連携といった場合には、インポートやエクスポートを指すことが多いでしょう。

例えば、Excel上に入力したデータをWEBアプリケーションのフォーマットに自動的に反映したい場合、これは「ExcelからデータをエクスポートしてWEBアプリへインポートする」になります。

WEB上のサイトにある情報から、一定の条件に当てはまるデータを収集して、Excelシートに自動的に転記させる場合には、「WEBデータをエクスポートしてExcelシートへインポートする」といいます。

特に後者を実現する技術を「Webスクレイピング」といいます。Pythonを使って大規模システムを構築する場合もありますが、VBAによるWEBスクレイピングツールも小規模企業や個人を始めとしてニーズがあります。

4.扱うデータとは

Excel、AccessとWEBとの連携で使用するデータと言えば、「分析に資するデータ」が代表的です。

「AI」「ビッグデータ」であれば、PythonやR言語、SASツールなどを使用するでしょう。

しかし小規模なデータであれば、ExcelやAccess上で、WEBと連携するVBAツールを開発すれば十二分に効果を発揮します。

5.ExcelやAccessの使い方

経理や経営企画などの部署でツール開発を行うことが多いサイト管理者の経験では、最近、「AI」や「ビッグデータ」というトレンドワードが流行になってから、中小企業や、大規模企業でも部署やチームといった小規模単位の組織内でもデータを収集し、分析を行う行為の増大が顕著になってきたと実感しています。

このような場合、データベースとしては、ExcelやAccessを使用することがほとんどです(最近はBIツールも増えていますが)。

また、最終的にはOracleデータベースやSQL Serverなどの専用ソフトでデータベース化するが、段階的に構築運用する場合には、最初のうちは低コストで運用できるExcelやAccessを使ってデータ集計することが一般的でしょう。

まとめ | WEBで最も強みを発揮するVBAの使い方とは

以上から、IEブラウザとExcelやAccess間でデータ連携を自動化するためのツール開発に、VBAは最も強みを発揮します。

扱うデータとは、毎日、リアルタイムで情報が収集されるようなもので、かつ確率統計論の対象になるものです。

例えば、「ヤフーファイナンスのサイトから株価の情報を収集して、データ加工し、ExcelやAccessに自動転記する」「運営している通販サイトからデータベースに記録された売上データより、特定の商品の売り上げ傾向や今後の売り上げ予測を立てるためチーム内でVBAツールを開発して、ExcelやAccessに集計する」といった場合です。

「AI+ビッグデータの小規模版かつ低コストツール開発」といったケースで、VBAは強みを発揮するということがいえます。

最後までお読み頂きましてありがとうございました。

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